毎年、そのときのトレンドや課題を盛り込んだ大会テーマが設定されるが、今年のテーマは「Woman: Building an Inclusive Economy in the Digital Age」。
「ICT(Information and Communication Technology)」IOT(Internet of Things)が加速する社会、経済環境の変化の中で、女性達がそれらとどのように向き合い、力を発揮し社会に貢献するかは、大きな課題となっている。大会冒頭のメガトレンドに関するセッションで、ニールセンのMarie Lallema氏( Senior Vice President)は、「今日のインダストリー4.0の進展は、女性がより働きやすい環境をもたらす一方、女性が大学で理系分野を専攻しにくい環境は職業上のミスマッチをもたらし、女性に不利益となるだろう」と述べた。

世界は新たなデジタル時代に突入。このような環境の急激な変化は、女性の働き方や活躍を飛躍的に促進する可能性を秘めているとともに、大きな試練を与えることにもなりかねない。会議の中でも、ソーシャル・メディアの効果的な活用やデジタルデバイド(情報格差)の解消、世代間のコミュニケーション格差など多面的なテーマ設定が用意された。
新たな経済社会の潮流の中で、女性たちはよりしたたかに新たなスキルをどん欲に身につけること、そしてそれを活用し、よりよい社会を作り上げることが求められている。そのためには今まで以上に相互支援や協力が欠かせない。大会ではこのような新たなチャンスとチャレンジに対して、女性たち自身が探求しながら革新的なソリューションを話し合う場として、様々な議論が行われていた。

*インダストリー4.0
インダストリー4.0(第4次産業革命)は、ドイツ政府が推進する製造業の高度化を目指す戦略的プロジェクトであり、情報技術を駆使した製造業の革新の事を差す。 工業、特に製造業を高度にデジタル化する事により、製造業の様相を根本的に変え、マスカスタマイゼーションを可能とし、製造コストを大幅に削減することを主眼に置いた取り組みである。 (ウィキペディアより)

日本の女性の社会進出並びに、企業での重役以上のポジション就任率は、なんと諸外国の中で50位以下となっています。
1位はEU加盟国のラトビア、なんと働く女性の80パーセント以上が重役以上のポジションでお仕事をされています。日本人女性も、いろいろと世界中の女性を見習い、サミットに参加した意義や体験を活用して頂きたいなと感じます。